[ユーロ円]ギリシャデフォルトも現実味

欧州市場が始まったところでユーロ円の纏まった売りが散見された。
ユーロ圏財務相会合が継続する中で、債権団の示す修正案をギリシャに断行するように迫ったがギリシャはこれを拒否。また、ECBがギリシャの銀行に対してELA(ギリシャ銀行に向け緊急流動性支援)の上限を据え置くことを発表するとの報道などからユーロが下落。対ドルだけではなく対円での売りが入りユーロ円は138円80銭付近から一気に137円66銭まで急落。その後急速に買い戻されるなど、荒っぽい動きがみられた。ギリシャが6月末のIMFへの返済が滞るようであればデフォルトが現実味を帯びる。ある程度市場は織り込んではいるものの、万が一の時に備えたポジション調整が入ったとみられる。
ただ、ユーロ円の上昇の流れは依然として続く中で、あくまで調整の動きとみてよいだろう。
寧ろ、昨日の振り落としで目先の底値の堅さを確認したとみる。
再度138円割れを試す展開となれば、買いを入れておきたい(137円60銭に損切りを置く)。
ユーロ円予想レンジ:139円10銭~138円00銭(38.2%)
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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
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