ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2024-03

[全般]ギリシャ問題は米利上げに影響せず

日本時間の朝7時にユーロ圏による支援延長は打ち切られ、ギリシャは6月30日期限のIMFへの15億ユーロを返済しなかった。
IMFは国債など公的な返済ではないことから格付け会社はデフォルトとはみなさない判断もあり、市場への影響はほとんど見られなかったが、実質的にはデフォルトと変わらないものだ。
ギリシャは1日にも新たな提案をユーログループに送付するとしたが、メルケル首相は5日の国民投票までは交渉しないことを言及。依然としてギリシャによる不安定な動きは継続されるものの、市場の動揺は薄れつつあるようだ。
前日月曜はギリシャ不安により世界的な大幅株安を招いたものの、昨日は寧ろ上昇に転じるなど、影響が低下していることの現れだ。また、ドルの長期金利も上昇するなど、市場はギリシャ問題が米国金融政策に影響しないとの見方が示された。
米国自治領となるプエルトリコもデフォルト懸念が拡大したものの影響は見られないなど、市場は次第に落ち着きを取り戻している。
明日は米国6月雇用統計発表を控え市場は再び米金融政策に関心が集まる。
今日のNY時間には米重要指標の一つでもある6月ISM製造業やADP雇用統計が発表される。連休前という事から参加者が徐々に減少する中で、ギリシャ問題と重なり市場のボラティリティーが高まり、ちょっとした材料に敏感に反応しやすい。
昨日発表のケースシラー住宅価格は緩やかな上昇を示すものとなった。本日発表の指標も前月から改善が予想されることから、利上げ期待による米金利上昇など、次第にドル買い安心感が戻り始めるだろう。





※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。


テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

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