[ポンド米ドル]MPC議事要旨に注目


欧州時間に入りユーロポンドショートの巻き戻しが強まったことでポンドは下げ足を速めた。7月14日にカーニーBOE総裁の利上げ時期は近づいているとの発言で上昇した調整の売りも重なった。昨日のNY市場でドルが全面安となってもポンドは寧ろ売りが強まるなど、もう一段調整の動きは継続するとみる。
NY市場の終わりにかけて再びカーニー総裁は「より高い政策金利が来年必要とされる」と発言したが市場への影響は限られている。
しかし、日足チャートでみると中期的な上昇チャネルは継続しており、調整売りが終われば再び買いが強まるとみる。そのタイミングはユーロポンドの買いが一巡する時でもある。
今日のロンドン時間にはMPC議事録が発表されるが、利上げ観測は既に織り込んでいることもあり、上昇のきっかけにはなりにくい。
下値サポートは2時間足チャートでの50%戻しの1.55ドルとみるが、もしこのレベルを割り込むようであれば7月15日の上昇前のレベルである1.54ミドルが次のサポートになる。
下値を確認したところでは買いを入れていきたい。
ポンドドル予想レンジ:1.5630(日足50%)~1.5500(2時間足50%)
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