ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2023-06

[全般]ポジション調整の動き継続

ギリシャ問題や中国株価下落懸念も一先ず後退したことで市場全般のポジション調整が続いている。
ドル円は東京市場で下げ幅を拡大し123円ミドル付近まで下落。その後は買いが入ったものの124円台が重石となっている。ユーロドルも1.09後半まで上昇後押し戻されたものの底値は切り上がるなどドル高やユーロ安といった動きの調整が続いている。
商品市場でも大きな変動の動きがみられる。
原油価格は1バレル50ドルを割り込み4月初旬以来の水準に下落。週間在庫が予想を上回ったことやイランが原油在庫放出の準備に入ったことが要因とされる。しかし、これまで何度かこのような状況がみられたが、今回下げ止まり感がなかなかみられない。
金価格の下落も止まらない。10日連続で下落が続いており1100ドルを5年ぶりに下回った。中国上海市場で纏まった売りが散見されたことや、ファンドなど投機筋と思われる売りが目立っている。金下落の背景にはギリシャ債務問題が後退したことなど市場が安定したためとの見方もある。しかし、これらの動きは米国金融政策の大きな転換時期が迫っていることが要因とみる。米金利の上昇は金利のつかない金にとって長期保有は不利になる。原油価格もドル高は下落の大きな要因となる。
9月にも米国利上げが実施されるとの思惑があらゆる市場調整の動きを活発化させていると思われ、投機マネーがドルに流れてくることを示唆するものかもしれない。
昨日のNY時間に発表された米6月中古住宅販売は549万件と予想の540万件を上回り8年ぶりの高水準となった。価格も過去最高を記録するなど、雇用の伸びや景気回復が示された。米国企業決算も総じて好調な結果を示しており、早期利上げの可能性は高まる。
一方で、米長期金利が上がらないのは、まだ市場の調整が続いているという事を示すものだ。
いずれ各国金融政策の違いに焦点が戻るとみるが暫くこれらの調整の動きは継続するだろう。その間は発表される材料に対して素直に反応しないことが多いので注意したい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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