[ユーロ米ドル]1.08のネックラインブレークも

ギリシャ懸念が後退したことでユーロが売られるという変則的な動きが先週は修正された。しかし、再びユーロの下落リスクは依然として燻ぶっている。
先週のユーロはカナダドルやポンド、そしてスイスフランに対する巻き戻しの買いも入り底堅い動きとなった。そのクロス買いもほぼ一巡したとみられ、今週はFOMC会合や欧州経済指標の結果から再び下値を試す展開が予想される。
ユーロは6月中旬に1.14ミドルで押し戻されたことでダブルトップを形成。そのネックラインとなる1.08前半では辛うじてサポートされた。
最近の市場は欧州経済指標が予想を下回ったとしても緩和期待の高まりから買われる場面もみられる。
今週はドイツやユーロ圏の経済指標の改善傾向が示されるとみられる。また、FOMC会合ではタカ派的な見方もありドル買いの動きが強まる可能性がある。これらをきっかけにネックラインを割り込むようであれば再び弱気のセンチメントが強まりかねない。
反対に、もし今回もサポートされるようであれば当面はレンジ相場に入るとみる。
今週のユーロドル予想レンジ:1.1200(61.8%)~1.0660(4月23日安値)
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