ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2023-12

[全般]各国経済指標発表とFOMC会合でドル高基調継続

先週はギリシャ債務問題や中国株価下落懸念が後退し各市場で調整的な動きが先行。その調整もほぼ一巡したとみられ今週は米ドルやその他主要通貨の方向を見極める週になりそうだ。
先週は金や原油価格など、コモディティーも含め下落幅を拡大。特にドルの代替としての金が続落したことはドル金利上昇を反映しているものと思われる。
9月の米利上げ観測が俄かに高まったことで投資マネーの動きに変化が生じてきたとみることが出来る。中国を中心とした新興国の景気減速により資金逃避も見られる。それらの資金は安全なものであり、かつ利益を得られるものに向かうだろう。
今考えられるのは利上げ傾向にある通貨であり、それは米ドルや英ポンドへ資金が移動しやすくなる。反対に、利下げを断行したカナダドルやNZドルといった通貨は上値の重い展開が継続。
一方、ユーロはギリシャ問題がひとまず後退したことで一旦は買い安心感が広がったものの、相対的に最低金利を維持することから上値は依然として重い展開が想定される。
円も同様で日銀による追加緩和の可能性は低いものの、当面今の金利水準を継続。ユーロと円はレンジの範囲内での動きが暫く継続しそうだ。
今週は英国やカナダのGDP、豪州や欧州各国の経済指標発表を控え、各通貨の方向性を見極めようとした神経質な展開が予想される。
また、今週は注目のFOMC会合が29日に開かれる。
市場は9月にも利上げ観測が広がっており、その声明文で改めて利上げの可能性が示されるのか、或はもう暫く景気を見極める必要があるといったハト派的な内容になるか注目される。結果次第で株式や債券市場の波乱要因となるなどイベントリスクとなる。会合を控えリスク回避による円買いの動きには注意が必要だ。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

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