[米ドル円]リスク回避の円買い

先週末に発表された米新築住宅販売件数が予想を大きく下回ったことでドル売りが強まった。週明け東京市場はその動きを引き継ぎドル円は上値の重い展開で始まった。
東京市場の引けにかけ上海総合指数が大幅急落したことを受けドル円の売りが加速し123円26銭まで売り込まれた。安全通貨としての円買いが強まった。しかし、123円前半では新たな買いも入り一旦は押し戻されたが上値は重く、再び下落に転じた。
NY株式市場では三指数ともに続落。リスク回避から米長期金利が低下したことで円高と同時にドル安の動きが加わりドル円はこの日の安値となる123円01銭まで下落した。
その後は買い戻しが入ったものの、依然として上値の重い展開は続いている。
今日の上海総合指数の下落が更に強まるようであれば再度123円割れを試す展開が予想される。123円付近には一目の雲の上限が位置し、122円90銭は38.2%戻しとなり強いサポートとなる。もし、このレベルを下回るようであれば122円ミドルが視野に入る。
明日のFOMCを控え神経質な展開が続いているが、レンジの下限とみる122円ミドル付近で下げ止まりが確認できれば買いを入れていきたい。
ドル円予想レンジ:123円55銭~122円90銭(38.2%)
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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
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