[米ドル円]中国株価下落懸念後退と米利上げ期待

東京市場では前日のドル売りの流れを引き継ぎドル円も上値の重い展開で始まり、日経平均株価の下落もドル円の上値を抑えた。しかし、後場に入り上海総合指数が前日の下落から一転して上昇に転じたことでリスク回避の動きが後退。円売りの動きが強まるとドル円も上昇。その後はNY時間に公開されるFOMC結果を控え早期利上げ期待によるドル買いの動きから、ドル円は123円後半まで上昇。
注目のFOMCでは具体的な利上げ時期が示されなかったことで声明文の発表直後は下落。123円50銭近辺まで売り込まれたもののすぐに買いが入るなど、依然として年内利上げ期待が強い。米長期金利が上昇し、株価も三指数ともに上昇に転じたことで市場には比較的安心感が広がって引けている。
FOMCというイベントリスクも終わり、今日の中国株が大きく崩れない限りドル円は底堅い動きが期待できそうだ。
ただ、123円から124円ミドルのレンジを超えるような動きは今の時点では難しい。
123円ミドルを下回ったレベルで買いを入れ、124円ミドル手前で売りを出すボックス相場に徹したい。
ドル円予想レンジ:124円20銭~123円40銭(61.8%)
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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
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