[ユーロ米ドル]ユーロ圏HICPに注目

FOMC後にドル高が進行。FRBの年内利上げを意識したものだ。下落基調にあったユーロは更に売りが強まり、61.8%戻しとなる1.0930ドルを割り込み1.0910ドルまで下落。欧州市場で一旦買い戻しが入ったものの、NY市場で再び下落に転じている。
この日発表された米GDP速報値で改善が見込まれたことで再びFRBの早期利上げ観測が浮上。ドルが全面高となりユーロはアジア市場の安値を下回ると1.0894ドルまで売り込まれた。
ギリシャ危機も一先ず後退したことで市場は再び欧米の金融政策の違いに焦点が移り始めている。
今日はユーロ圏消費者物価指数(HICP)が欧州時間に発表される。前月と同じ0.2%の上昇が予想されるが、もし下振れするようであれば更なる量的緩和期待が高まる。
ドル高に振れやすい地合いだけにユーロの売り材料に反応しやすい。ただ、1.08ドル付近はダブルボトムのレベルだけに、このレベルを超えるのは難しい。
ユーロドル予想レンジ:1.0980~1.0870(7月22日安値)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
取引にあたっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
加入協会等 | : | 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562) |
日本証券業協会 日本投資者保護基金 |