[米ドル/円] 信用不安後退から確り

ドル/円は波乱含み、JPモルガンが、ベアー・スターンズ買収提示価格を2.52ドルから約10ドルに引き上げたことが好感されたほか、NAR(全米不動産業者協会)から発表された米・2月中古住宅販売件数が、市場予想(中央値/485万戸・前月比0.8%減少)に反し、503万戸(前月比2.9%増加)となったことから、住宅市場低迷長期化観測が後退。信用不安・リセッション(景気後退)入りに対する警戒感が和らぎ、株価上昇・ドル買い戻しが継続、ドル/円は100円台に水準を戻している。ただ、ドル買いはポジション調整買いの域を脱しておらず、地合は依然として不安定であり、ファンド・短期筋は売り場を狙う姿勢を崩しておらず、大半のアナリストもドル売りを勧める方針を維持、経済指標・金融機関追加損失計上など、売りの手掛かりを待つ格好だ。反面、商品バブルは収束に向かいつつあり、過剰なインフレ期待は後退する可能性が高く、ドル売り圧迫がこれまでのように異常に高まることは避けられる見通し。現時点で、高値追いはリスクを背負う可能性大きいが、突っ込みは買い拾いが有効と言える。ただ、思惑交錯からドル/円が上下に振れる可能性が高く、ポジション構築には余裕が必要。下値は95円近辺、上値は100近辺。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
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商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
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