ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2024-03

[全般]FOMC利上げ見送りで不透明感払しょくできず

注目のFOMCが未明に行われゼロ金利を維持することを決定した。
FOMCが9月から利上げを実施するとの見方も一部でささやかれていただけに、この発表を受け最初は株価が上昇したものの、その後はダウが下落に転じドル売り円買いの動きが強まった。
その後イエレン議長がインフレは今後数か月極めて低い水準で推移、世界経済が短期的にインフレの下押し圧力になるとした。しかし、10月も含め年内利上げの可能性を示すなど、今後も利上げ時期を巡り不透明感を払しょくできずに不安定な動きが続くことになった。
今回の利上げ見送りの背景にはインフレの低さと世界経済の米国への影響を懸念したものだ。これらの懸念を払しょくするには年内でも時間が足りない可能性が高くなった。
今回の参加者見通しでは政策金利を15年が0.625%から0.375%へ、そして16年と17年もそれぞれ下方修正した。これで、もし利上げに踏み切ったとしても今後のペースは緩やかなものになるという事だ。これを受け、米債券市場は短期長期ともに買いが強まり金利は低下。一方、上昇すると思われた米株式市場はダウとS&Pが下落しナスダックは小幅上昇するなどまちまちな結果となった。これら株式市場を見ると新興国景気減速への懸念を示したことが上昇の足かせとなったと考えられる。
結果としてドルは金利低下を受け全般に下落したが、年内の利上げの可能性が残ったことで下値も限定的となった。
これで振出しに戻ったが、今後は更に中国や新興国の景気に市場の注目が集まることになるだろう。
今日の上海総合指数の動き次第でもう一段のドル売りの動きが強まる可能性が高いとみる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

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