[ユーロ円]ドラギ総裁発言に注目

先週はドルの方向感が乏しい中でユーロクロスの動きが活発となりユーロは全般に底堅い動きが目立った。
先週はドラギ総裁が議会証言で追加緩和は時期尚早と発言したことがきっかけとなった。また、オーストリアやスロベニア、そしてドイツ中銀総裁などが同様に早期追加緩和に消極的な発言を行ったのもユーロ買いを促した。
ユーロは対ドルだけではなく対ポンドや円などの主要通貨に対しても買いが強まった。
ECBは9月のFOMC前までは追加緩和の可能性を示す発言が相次いだが、利上げが見送られたことで変化が見られた。FRBの利上げによる市場の混乱を抑える目的もあったとみられる。ここにきて、再び利上げの可能性が示されているだけに、今週のドラギ総裁の発言が微妙に変化すればユーロ売りに繋がりかねない。
また、今週発表のユーロ圏消費者物価指数も注目される。中国の景気減速や資源価格の下落などが下押し圧力となる中で、予想を下回るようであれば追加緩和期待からユーロ売りが再開されそうだ。
今週のユーロ円予想レンジ:135円80銭(61.8%)~133円50銭
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