[豪ドル円]中国景気減速懸念の後退と日銀追加緩和期待

先週末に中国は0.25%の利下げを決定。11月から6度目の利下げとなる。また、同時に銀行預金金利上限撤廃も決定したことで豪ドルは大幅上昇となった。
今週開かれる日銀会合ではECBと同様に何らかの追加緩和措置が発表されるとの期待が高まったことも豪ドル円を押し上げた。
今週は中国株式や日経平均株価の上昇期待が高く、円安と豪ドル高が先行して始まるとみられる。
一目の雲の上限を上抜いたことで上昇の勢いがつき、豪ドルは対ドル対円でもう一段上値を試す展開が見込まれる。
上値目途は1月の高値88円60銭で、このレベルはボリンジャーバンドの上限でもあり意識される。勢いは強く、このレベルを超えて8月24日の高値となる89円前半を試す展開を予想する。
ただ、日銀が追加緩和を実施しなかった場合には一時的に円の失望買いが強まることになるが、しっかりとした中国株価が豪ドル円の下支えとなるだろう。
豪ドル円は9月初旬に付けた82円ミドルを底に上昇に転じており92円ミドルを目指す動きが始まったとみる。
下げたところでは買いを入れておきたい。
今週の豪ドル円予想レンジ:89円20銭(8月24日高値)~86円75銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
取引にあたっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
加入協会等 | : | 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562) |
日本証券業協会 日本投資者保護基金 |