ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2023-12

[全般]FOMCや日銀会合で据え置き観測

日米金融政策の双方が現状のまま据え置かれるとの見方が広がりドル安と円高が進んでいる。
ECBの追加緩和期待や中国景気減速懸念の後退などから進んだドル高と円安の調整の動きが強まった。
東京市場では米国イージス艦が中国が領海と主張する海域で哨戒活動に入ったことから米中関係が緊迫。これを受け日経平均株価が下落し円の買い戻しの動きが強まった。
NY時間に発表された米耐久財受注が-0.4%と予想の0.0%を下回った。また、その後発表された10月消費者信頼感指数も97.6と予想の103.0を大きく下回ったことでドル売りが強まった。
これら米経済指標の冴えない結果を受け、市場はFOMCでハト派的な意見が増えるとの見方が広がり、長期金利が低下した。

また、30日の日銀決定会合では追加緩和はないとの見方も広がり円高が進行。
日銀は経済・物価見通しを下方修正し、2%目標達成時期を2016年前半から先送りするとの報道がNY時間に流れたが、市場の反応は見られなかった。
先週後半から急速に進んだドル高と円安のポジション調整を促すきっかけを作っただけとみる。
結果的にFRBと日銀の政策スタンスは実際に終わってみないとわからない状況に変わりはない。

この日は米国債務不履行懸念が後退するなど、ドルにとってはプラス材料も見られた。
与野党はこの日、予算案と債務上限の引き上げで大筋合意。デフォルト懸念がこれで後退し、FRBにとっては利上げに対するリスクが一つ後退したことになる。

一先ず調整の動きは一巡したとみられることから、FOMCの結果が出るまでは動きにくい一日になりそうだ。
ただ、中国関連などの単発的な材料が出れば投機筋を中心とした一時的な乱高下には注意したい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

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