[米ドル円]日銀追加緩和への思惑

FOMC会合発表直後にドル円は120円11銭まで下落したものの、すぐに121円25銭まで上昇。最初にフェイントが掛かっただけに、慌てて買い戻したようなチョッピーな動きとなった。内容としては12月の利上げの可能性を残したものとなりドルの底堅い動きが続くことになるだろう。ただ、それまでは米雇用統計や物価動向を示すものに対し敏感に反応しそうだ。今日はその注目の米GDP速報値が発表される。もし、予想の1.6%を下回るようであればドル売りが強まるとみるが、下値はFOMC後の安値を下回ることはないだろう。反対に、予想を上回るようであればチャイナショック後の戻り高値となる121円60銭付近を試す展開とみる。
ただし、市場は明日の日銀会合で追加緩和の可能性が残るだけに、どちらかといえばドル円の上振れリスクの方が高いとみる。
しかし、明日の会合でこれまでの内容を踏襲することになれば失望売りが強まることから、思惑買いにも限界がある。
121円ミドルから上は売りを出しておき、120円ミドルを下回ったところでは買いを入れておきたい。
ドル円予想レンジ:121円60銭(8月31日高値)~120円00銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
取引にあたっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
加入協会等 | : | 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562) |
日本証券業協会 日本投資者保護基金 |