ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2023-12

[ユーロ米ドル]ECB追加緩和織り込む

(ユーロ米ドル4時間足)


先週はパリ同時多発テロを受けユーロ売りが先行して始まった。しかし、反応したのはアジア市場だけで、結果的に欧米勢はテロの脅威が経済に影響を与えないとみたのだろう。株式市場は寧ろ堅調な地合いで推移し、ユーロも寧ろ下げたところでは買い戻しが入った。
ただ、FOMC議事録が公開され、米国の12月利上げの可能性の高まりからドル買いの動きも入るなど上下に揺さぶられた。
来週にはECB理事会が開かれ、予想通り追加緩和が実施されるとみられるが、既に市場はそれを織り込んでいる。ドルにしても12月利上げをほぼ織り込む格好で買いが進んでおり、双方調整の動きによる綱引き状態が続いた。
今週は米国が感謝祭で木曜日が祝日となることから、既にドルのポジション調整は一巡したとみられる。また来週にはECB理事会があり、更なる追加緩和の具体策が示されないと、ユーロの買い戻しが入る可能性が高い。
チャートを見ると10月中旬から続いた下降トレンドは一旦終了。新たに角度の緩やかな下降トレンドが始まった。
長期的には欧米金融政策の違いからのユーロドル下降トレンドに変化はないものの、目先は調整の買い戻しが入りやすくなっている。
先週の安値1.06ドル付近がサポートされるようであれば短期的に買いを入れていきたい。
下値目途は4月の安値1.05ドル前半。

今週のユーロドル予想レンジ:1.0760(50%)~1.0520(4月13日安値)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

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