[米ドル円]レンジ相場再び

先週はパリ同時多発テロによるリスク回避の高まりからドル円は122円20銭に下落して始まった。しかし、結果的に欧米市場では景気に対する悲観的な兆候は見られず、このレベルを安値に上昇に転じた。
また、FOMC議事要旨が公開されFRBの12月利上げの可能性が更に高まったことでドルが全面高。ドル円は123円75銭の高値を付けた。しかし、利上げ期待のドル買いを織り込んだ後は利益確定などの調整売りが入り、122円63銭まで下落。
一方、米利上げで懸念されたNY株式市場は「利上げは懸念ではなく、寧ろ景気回復の兆候」といった見方もあり、底堅い動きとなった。ただ、日銀の追加緩和期待は低いことから積極的な円売りには繋がらなかった。
今週はドル高も一服し、円も方向感が掴み難いことからどちらにも動きにくくなった。
先週の高安となる123円後半から122円前半のレンジ相場とみる。
今週のドル円予想レンジ:123円80銭~122円00銭(50%)
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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
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