[全般]期待外れのECB、米雇用統計への警戒感広がる
ECBはこの日、政策金利を据え置くとともに預金金利を-0.2%から-0.3%へと引き下げた。市場の一部では市場予想を上回る預金金利の引き下げを期待していただけにユーロの買い戻しに繋がった。
更に、ドラギ総裁記者会見では現行の資産買入れ額600億ユーロを変えずに地方債なども対象に今後実施すると発言。市場では少なくとも750億ユーロから800億ユーロへと規模を拡大するとの見方もあり、失望感が高まりユーロは更に上昇。結果的にユーロは対ドルで500ポイント近い上昇となった。このユーロの大幅上昇で米ドル売りを誘発。ドル全面安となった。
また、この日発表された米11月ISM非製造業景況指数も55.9と予想の58.0を大きく下回ったこともドル売りを加速。
前日に引き続きイエレン議長が議会証言を行ったが、その内容には目新しいものはなく市場の反応は限定的となった。
<今日の米11月雇用統計>
先日発表されたADP雇用統計が予想を上回り、昨日の米新規失業保険申請件数も予想通りの結果となったことから、今日の雇用統計は予想される20万人増が確保されるとみられる。
ただ、昨日のECB理事会では期待外れとなっただけに、警戒感が広がっている。
ただし、今回の雇用統計の結果が万が一予想を大きく下回ったとしても、単月のことであり、FRBの利上げスタンスに変化はないとみる。
米長期金利は上昇し、NY株式市場は三指数ともに大幅安となるなど、ここにきて各市場でポジションの巻き戻しがみられる。
昨日のユーロの大幅上昇などから、今日の市場も値動きの激しいものになりやすいため注意が必要だ。
ただ、FRBの利上げを阻止する材料は今のところ見当たらず、最終的にドルロングのポジションはキープしておきたい。
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